オミクロン株

コロナ感染者急増で大変なことになっています。症状が軽微な方もおられますが、強烈な倦怠感と嘔気、発熱がみれれる方もおられます。呼吸困難など、呼吸器症状が見られなければ、2－3日で軽快しますので、がんばってください。

最近わかってきたオミクロン株感染の特徴です。

• 潜伏期間が短い（２-３日）
• 感染力が強く、家庭内感染率が高い（31-45%）
• 従来型より重症化率が低い
• 初期症状は鼻汁（73％）、頭痛（68％）、倦怠感（64%）、くしゃみ（60％）、のどの痛み（60％）など上気道炎症状が多い
• 従来株より発熱や嗅覚・味覚障害の頻度は低く50％未満

従来株だと濃厚接触した後、10日ほどは、感染したかもしれないとびくびくしていましたが、オミクロン株は比較的早期に症状がでるようです。症状は、鼻漏、頭痛、くしゃみ、咽頭痛が多いということです。すぎ花粉症と非常に紛らわしいです。例年、すぎ花粉症がひどい方は、早期から抗ヒスタミン薬の内服を開始する方がよいかもしれません。