お知らせ
朝が気持ちよい季節になってきました。
先日、身体障害者福祉医療講習会・全国補聴器キーパーソン会議に出席してきました。認知症の発症危険因子の中には、医学的な介入で回復可能な因子がいくつかあります。例えば、糖尿病、肥満、喫煙といったものですが、この中で最も大きな要因が難聴であることが明らかになっています。(2020年Lancet国際委員会の報告、危険因子のうち、介入可能な因子の割合が全体の40%あり、そのうち難聴は8%を占める。)そこで、現在、老年性難聴に早期から補聴器装用を励行することで、認知症の発症を予防することができるのはないかと、臨床研究が行われています。
自転車イベントに参加してきました
気がつくと、1ヶ月に1回は更新しようと思っていたブログ投稿が止まっていました。とりあえず、自転車関連で。先日、福井県の自転車イベントに参加してきました。1000人の参加で、高級自転車がずらりと並んで、かっこよくて気分が上がりました。このライドは、三方五湖、レインボーラインを回る160Kmのコースで、海と山がとてもきれいでした。家族サービスの貴重な日曜に余暇をいただいて遠征しましたので、帰宅時には、へしこ、梅酒、梅干し 、ヨーロッパ軒のソースカツ丼をお土産に持って帰りました。普段ビワイチで自動車には迷惑やろなーと思いながら走っていますが、交通量が少なかったので、あまり気にせず走れました。写真は、前泊した小浜の海辺と三方五胡です。準備していただいたスタッフさんに感謝です。
ワクチン3回目打ってきました
コロナが大流行しています。オミクロン株は弱毒化しているのは確かですが、感染力、症状、致死率はインフルエンザよりも強いです。罹患した患者さんは、1日で軽快する方もいれば、2-3日、強い倦怠感と40度近くの高熱がでてかなりつらそうです。さらに、海外ではオミクロンの変異種も発見されていて、まだしばらく周期的なコロナの流行は続きそうです。
抗原検査の精度
当院では、何らかの症状がある方には、まず、コロナ抗原検査を実施し、陰性であればPCR検査を追加して実施します。抗原検査は一定量以上のウィルスがいないと検出できませんが、15分で結果が判明します。一方、PCR検査は少量のウィルスでも高感度で検出できますが、結果判明まで、現在2-3日要しています。
オミクロン株
藤ヶ崎龍神/滋賀県近江八幡市 龍神をまつる琵琶湖ほとりに立つ神社
今年もお世話になりました。よいお年を。
寒いですね。コロナが流行しはじめた昨年の事を思うと、医院内の雰囲気は大分落ち着いてきて、補聴器診療や鼻の手術に力を入れることができました。今年は、アレルギー性鼻炎の舌下免疫治療にチャレンジされる方も多かったです。耳鼻科領域でも日々、医療は進歩していています。例えば、補聴器装用が認知症予防に効果があるといわれていましたがそれを裏付ける研究結果も多くみられるようになってきました。機会がありましたらブログでも紹介させていただきます。
ノババックス社のコロナワクチンは期待できます。
先日木曜午後は、手術を休止して、ピアザ淡海に行ってきました。補聴器販売技能向上研修会という日本補聴器工業会が企画担当している研修会に講師として招かれました。滋賀県内外からメガネ屋さんなど補聴器販売に関わる方が参加されておりました。草津近辺からの参加者は少なく、少し残念でした。約1時間、聴覚の仕組みと検査、高齢者難聴について講演してきました。かなり専門的な内容でありましたが、みなさん最後まで熱心に聴講していただきうれしく思いました。
補聴器相談医のための講習会に参加してきました。
私、滋賀県の補聴器キーパーソンと呼ばれる役職を与えられています。数年に一度滋賀県の補聴器相談医を中心とした講習会があり、その講師として参加してきました。私の他に、近江八幡で開業されている坂口先生、滋賀医大の言語聴覚士さん、補聴器工業会の方に講師をしていただきました。大変勉強になりました。
今年もインフルエンザは流行しない?
昨年、インフルエンザは流行しませんでしたが、理由ははっきりわかっておりません。マスクなど感染対策が徹底されたことと、海外からのインフルエンザが持ち込まれなかったことが原因かといわれています。
日本鼻科学会が大津市で開催されています。
日本鼻科学会が大津市で開催されました。私の恩師である清水教授のもと滋賀医科大学耳鼻咽喉科が主催します。教授のご厚意により、小児の嗅覚障害を取り上げたシンポジウムを企画していただけました。子供さんにも嗅覚障害がありますが、あまり注目されていない分野であります。今後、国内での小児嗅覚障害臨床が充実することを願い、検査法、発達障害と嗅覚過敏、嗅覚の発達などについて議論してきました。私も先天性嗅覚障害について講演させていただきました。